ティーンズ弾き語りコンサート・第一部

というわけでコンサートですよ。

予定の時間より少し遅れて開場しました。

会場は、客席が半円の階段状なっていて、演者はその中心でライブをするようになってました。ジャパンフェスのグラスステージのスタンディングゾーンをのけて、さらに芝生のところをもっと段々にした感じ。ようするにライブハウスとは逆で、客が演者を見下ろすわけです。

おれらはちょうど正面の中段くらいに座りました。入り口でもらったプログラムに書いてあった、10代ミュージシャンの若さ溢れる自己紹介を読みながらわーわー言うてたら、司会進行役の女の子がふたり*1出てきて、始まりましたよ。

つづく。

つづき。

出演者は4+1人。「+1」というのは、所用っていうかバンドのライブがあるので、ビデオで出演するということです。審査員の方々が「来れんのやったらビデオで!」と言うてこうなったらしいです。

というわけで、まずは弾き語りライブから。

一人2,3曲やったけど、良かったですよ。みんな音楽の方向性はばらばらやったけど、さすがに審査を通っただけあって上手かったですよ。

なかでも特に良かったのが、一番初めに出てきた「シンガーソング高校生」、ぱくゆう君。めちゃめちゃええ声しとるし、メロディもすてき。プロフィールの好きなアーティストが野狐禅キリンジ初恋の嵐斉藤和義ってあんた。おっさんと友達になろう。

どうやらオリジナルのCDも通販しとるらしい。500円か。買おうかな。

そしてお次はビデオ出演の高梨くん、19才。これがもう凄かった。

司会の解説によると、地元静岡のきれいな川をバックに演奏しようと試みるもあいにくの台風で川は氾濫寸前。そこで場所を変更して牧場に移動したところ今度は一面霧に覆われて視界ゼロ。しゃあないので車の中で撮った、というビデオらしい。

映し出されたのは、車の中で窮屈そうにギターを構えるハチマキをした男の子。テンション高い。ストラップが邪魔そうや。何やら今の状況を伝えようとするんやけど、いかんせんテンションが高い。とりあえず落ち着けー。って徹夜明けかー。そらテンション高いわなー。って思いよったら曲スタート。タイトルは「おやすみのうた(?)」うわーギターのチューニングめちゃくちゃやー!しかも即興!

外の荒天に負けず劣らずの高梨くんの演奏に完全にもっていかれましたよ。めちゃくちゃで、素晴らしい。エネルギーの塊や。でもほんまに音楽が好きなんやろなー。
あー。生で観たかったー。バンドのライブも観てみたいなぁ。プロフィールによるとバンド名は、乍東十四雄(さとうとしお)…ってなんちゅう名前や!

因みに高梨くんの好きなアーティストはサンボと銀杏らしいです。納得。

そんなこんなで一部が終了しました。次はいよいよ曽我部さんのライブですよ。

つづく(しつこい)。

*1:このイベントはスタッフも10代